海老名市立図書館

CCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）様の展開する自治体図書館向けのビジネスにおける、ウェブサイト基盤（雛形）構築のアートディレクション・デザインを担当いたしました。

地方自治体の公共施設という幅広いターゲット層を見据えつつ、「蔦屋」ブランドでもあるという難しいブランディングが課題となるお仕事でした。既存の蔦屋イメージを踏襲しつつ、ウェブメディアとしての機能性を鑑みてデザインを行いました。洗練された知のイメージと、マルチタッチポイントであることを意識し、スマートフォンサイトではUIを変更するなど、工夫しています。また更新性とビジュアルイメージの両立のため、画像文字を使わない設計になっています。また館内で使用されるiPadアプリや自動貸出機のUIデザインなど、いくつかのアイテムでデザインを展開しました。構築は別の会社様だったため、業務範囲はデザイン納品までとなりましたが、限られた条件下でお客様に気に入っていただける仕事に仕上げることができました。

また、サイト内の特別コンテンツとして幼児・児童向けの「こどもとしょかん」というコンテンツも展開。イメージを変え、ビジュアルで理解し、たのしめるサイトを目指しました。各自治体様にも気に入っていただけたため、利用者カードなどにも展開されています。イラストレーション：サタケシュンスケ

「こどもとしょかん」という幼児・児童対象の専門コーナー向けコンテンツも制作しました。イラストをふんだんに使い、目で見て楽しめるよう工夫しています。

担当時期：2015年

2016